2,015,580円
投 資 総 額 1,478,920円(※買付注文手数料は算入せず)
時価評価額 3,494,500円
値上率 136.28%
平成16年1月からの配当受領累積額 43,560円
本日も、評価益、値上率ともに過去最高値を更新。
国保「停止」の11人死亡 保険料払えず、受診遅れ
国民健康保険(国保)の保険料を滞納して保険証を返還し、医療機関の受診の遅れから病状が悪化、死亡したとみられる患者が過去6年に少なくとも11人いたことが28日、共同通信の調べで分かった。患者のほとんどは不況の影響などによる低所得者という。滞納世帯は年々増加し、保険証を返還した世帯は昨年6月時点で約130万世帯。誰でも安心して医療が受けられるはずの国民皆保険制度の中で「格差社会」の一端を示した形だ。保険証を返還すると、自治体は代わりに「被保険者資格証明書」や「短期保険証」を交付。資格証明書では、窓口で医療費をいったん全額支払うため患者の負担は重い。後で給付を受けられるが、滞納分を差し引かれる場合もある。(共同通信)
新聞に載っていた上記の事例として、勤務先の建築会社が倒産したためトラック
の運転手をしていた50代の男性の例があった。月収は手取りで約二十万円。親
子3人の生活費と娘の高校授業料を払うのが精一杯で月二万円の保険料が払え
ず、末期の胃癌で緊急入院をする前日までトラックに乗り続け、入院2ヵ月後に死
亡した。
悲しい出来事である。お悔やみ申し上げる。日本が再び貧富の格差が大きい社会
に突入した事例といえるのかもしれない。
だが私はこの人の考え方に違和感がある。私はこのケースの詳細を知らないので、
この家庭を批判する気はない。あくまでも一般論として述べる。
優先すべきは二万円の保険料であり、その他のものを家計からリストラすべきだった
のではないか。往々にして世間の多くの人の考え方に、税金や保険料は後回してよ
い、というところがあるように思える。
これは間違いだ。特に健康、生命維持に関わるコスト、つまり健康保険税などは家計
のリストラ候補に挙げてはいけない。
酷な言い方だが、たとえ子供に学校を辞めてもらい働いてもらってでも生命と健康に
関わるコストは維持しなければならない。
勤務先が倒産したという状況ならば、その世帯にとって非常事態である。非常事態に
はそれに臨むべき考え方に家族全員が思考を変えなければならない。
勿論、子供を高校に行かせてやれないというのは、つらく悲しいことだ。子供には恨ま
れるかもしれない。不甲斐ない親父と罵られるかもしれない。しかしそれでも、死んで
しまっては元も子もないのだ。いつか必ず復活の機会は訪れる。それまで勇気を持っ
て様々な屈辱に耐えていってほしい。
家族の側も父を理解してほしい。父が不甲斐ないから勤務先が倒産したのではない。
今の日本では、いつ誰の身に起こってもおかしくは無いアクシデントなのだ。
中退するのはつらいことだが、一家の大黒柱が倒れたら、やはり子供は退学しなけれ
ばならないかもしれない。本当に学びたいならば働きながらでも学ぶ手段はある。私
の知人に、高校中退だが、熱心に語学の勉強をした結果、公立博物館の展示説明文
などの難解な学術用語の翻訳を公的機関から依頼されるまでになった女性もいる。
そして何より、高校を卒業できなかったからといって人間の価値が下がるわけでは絶
対にないのだから。
一家の非常事態には家族全員が信頼しあって知恵を出し合い団結しなければならな
い。悲しいことだが、日本は今たいへん厳しい状況にある。どんな過酷な状況になって
も人は生き延びねばならない。以前とは物事の考え方を変えなければならない事態に
突入している。
※前述の通り、私はこの事例の家庭につき詳細を全く知りません。したがって、この
家族がバラバラで非協力的だった家庭であったとは思いません。体の不調が続いて
も家族のために一生懸命働き続けるほどの愛情豊かな父親に育てられた娘さんな
ので、その人が非協力的な態度をとっただろうとは全く思っておりません。あくまでも
人生のアクシデントに見舞われたときに、どおいう心構えで望むべきかという一般論
を私なりに考えてみたものです。




